親父(おやじ)の小言 by 森 俊徳(もりとしのり)
こんにちは。
アライヴ・エージェンシーの森 俊徳(もりとしのり)です。
ちょっと私の父親の話をします。
私の父は、化粧品店を営んでいます。
胃がんで、胃を全摘出してからは、商売を縮小していっています。
化粧品店を始めるキッカケとなったこと。
父は、体が弱く、中学を卒業して、丁稚奉公(でっちぼうこう)をするも、
体調を崩し、仕事を辞めることに。
15歳から店をもつ18歳まで、仕事もせずに、ぶらぶらとしていました。
そんなとき、近所の人が、
「そんなぶらぶらしてるんだったら、街へ行って石けんを買ってきてくれ」と。
石けんを買ってきたら、おだちんをもらえました。
これが、化粧品店を始めるキッカケとなって、商売を始めることになりました。
昔は、行商で、一軒一軒、家を回って商売をしていました。
胃がんになる前まで、このように一軒一軒回っていました。
そして、顔を売って、信用を売ってきたのです。
6人兄弟の3男坊。
資産があるわけでもなく、資本金3000円で店を始めました。
生真面目で、実直な父です。
その生真面目さが、顧客を獲得していき、信用を得てきたのです。
無駄遣いをせず、質素倹約を徹底していました。
昔の人は、倹約家ですよね。
そういったDNAを引き継いでいるせいか、私も、無駄な浪費はしません。
必要な物だけにお金を使っています。
父は、今では、多くはないですが、それなりの資産を築き、本人は成功したと満足しています。
私も、父と同じく商売人になったわけです。
サラリーマンの頃は、毎月、給料がもらえたので、今思うようなお金の大切さが
解っていませんでした。
そして、自分でビジネスを始めるにあたって、「信用」がどれほど大切かということを
改めて体感レベルで解るようになりました。
頭では解っていた「信用」ということも、実践して体感レベルまで持ってこないと
理解することができません。
もちろん、父には反面教師の部分もありあす。
仕事ばかりで、子供と接することもなく、これといった趣味もなく。
この部分には反発していました。
それと、父は、私が商売を始めるにあたって、一切の資金を渡しませんでした。
自分がゼロからビジネスをしていくことの重要性を解っているのです。
お金は、あると思うと、あるだけ使ってしまいます。
人間は、欲に弱い動物です。
余程のお金と心の成長のバランスができていないと、突然、大金を持ってしまうと
人間は変わってしまいます。
父は日頃から言っていました。
「商売は信用だ」と。
今では、親父の小言には、耳を傾けています。
70歳を過ぎ、もう、おじいちゃんになってしまった父親です。
しかし、僕にとっては、生きた教科書です。
生きているうちに、いろいろ学ばせてもらおうと思います。
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